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vol.4　乾燥椎茸について

2022年1月19日

乾燥椎茸とは

乾燥椎茸は、名前通り椎茸を乾燥させたもの、干し椎茸とも言います。古くから中国で食べられていた、凡９世紀ころに日本に渡ってきたと言われています。１６世紀まで日本の文献に乾燥椎茸についての記載が殆どなくて、１６世紀になると当時の料理書などに度々現れるようになり、汁物、煮物、お菓子などに使われていた記録が残っています。
また、江戸時代になると人工栽培が始まり、生産量と流通量も徐々に増え、大正時代になると、お盆や正月など“晴れの日”にだけ使う高級品として定着し始めました。その後、栽培方法や乾燥方法の改良によって、品質が向上し、戦後全国に生産地が広がっていました。
椎茸を乾燥することによって、旨味、香り成分が化学的に増すという特徴があり、出汁をとったり、水で戻してから煮物、佃煮にしたりすることが多いです。

農林水産省の『令和2年特有林産物生産統計調査』によると、乾燥椎茸生産量、集荷販売量ともに一位を誇るのは大分県、二位は宮崎県、三位は熊本県の順になっています。

乾燥椎茸の効能

一つ、ダイエットにおすすめ
二つ、骨の成長におすすめ
三つ、老化防止におすすめ
四つ、生活習慣病の改善におすすめ
五つ、妊婦におすすめ

次回乾燥椎茸の栄養について、詳しくお話をします。