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vol.113 荏胡麻について
2022年7月4日
荏胡麻(えごま)とは、シソ科シソ属の一年草で、青紫蘇(しそ)とは同種の変種であります。東南アジア原産とされ、食べると十年長生きできると言われています。日本ではインド原産の胡麻(ごま)よりも古くから利用されています。
荏胡麻(えごま)をはじめとするシソ属種実の検出が縄文時代早期から確認されています。
荏胡麻(えごま)油の効能
荏胡麻(えごま)に含まれているオメガ3脂肪酸は、
① 血流改善、血管をしなやかにし、血流をスムーズにする効果があるとされています。
② 身体を温め、新陳代謝を活発させ、脂肪を燃焼しやすい効果が期待できます。
③ 身体の中に吸収されるDHAとEPAに変化し、脳細胞の活性化により認知症の改善効果、高血圧改善効果が期待できます。
④ アトピー性皮膚炎や花粉症等のアレルギー反応の改善に効果があるとされています。
荏胡麻(えごま)の葉の効能
① エゴマの葉に含まれているβ—カロテンには、アンチェイジング効果や美容効果が期待できる
② エゴマの葉に含まれるα—リノレン酸は、体内でEPAやDHAに変化し、生活習慣病の改善や抗菌効果、アレルギー反応の改善効果も期待できる
③ エゴマの葉に含まれているビタミンEは、手足の先にある末梢血管の血行を良くする働きがある為、冷え性の改善効果がある
④ エゴマの葉に含まれているカルシウムは、骨粗鬆症の予防効果があり、精神状態を安定させる効果、筋肉の運土を助ける効果も期待できる
次回は、荏胡麻を使った調理例を紹介します。