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VOL293 むくみ解消に適する食材‐新玉ねぎ

2023年4月12日

連日天気変化に感じる疲労感の原因は、主に気温の急激な変化による自律神経の乱れとみられます。自律神経の乱れなどの原因でむくみやだるさがつながることもあります。それは、春の気温上昇で、身体を動かしやすくなり、汗の量が増加する傾向になります。汗の量が増える分、冬に比べて水分摂取量も当然増えることになります。自律神経通常の場合、老廃物を排出しやすくなりますが、自律神経の乱れにより、排出量が少なくなる場合がある為、むくみやだるさにつながりやすくなります。

春が旬の新玉ねぎの効能について

1、 新玉ねぎに含まれているカリウムは、体内の余分な塩分の排出を促し、利尿作用があり、むくみ予防、解消効果が期待できます。また、血圧を下げる効果もあります。

2、 新玉ねぎに含まれている硫化アリルは、新玉ねぎを切ったときのツンとした香り及び辛味の元になる成分です。血液の凝固を防ぎ、血液をサラサラにしてくれる効果がありあす。また、血液中のコレステロール値を下げる効果も期待できます。更に動脈硬化や心臓病予防にも効果があるとされています。ちなみに、切って加熱調理することによって、ビタミンB1と一緒に協力し、糖質をエネルギーに変え、疲労回復効果が期待できます。

3、 新玉ねぎに含まれているケルセチンは、ポリフェノールの一種で、強い抗酸化作用があり、生活習慣病の予防や改善効果が期待できます。また、紫外線から肌を持ってくれる効果も期待できます。

4、 新玉ねぎに含まれている難消化性オリゴ糖は、腸内の有用菌を増やし、便秘解消や肌荒れを予防する効果が期待できます。更に、虫歯の予防や血糖値の抑制効果もあるとされています。

新玉ねぎの効果的な摂取方

1、 水にさらさないこと

新玉ねぎに含まれている硫化アリルは水溶性の為、水にさらすと栄養成分が流れてしまう可能性があります。辛味が気になる場合、切った新玉ねぎを暫く置き、空気にさらし、そうすることで辛味成分が空気中に飛び、食べやすくなります。

2、 スープに最適

新玉ねぎに含まれている水溶性の栄養素が加熱処理により、流れ出すことがなる為、スープや煮込み料理にすることで、無駄なく摂取することができます。

3、 ビタミンB1を含む食材と一緒に食べること

ビタミンBを1含む食材と一緒に摂取することによって、疲労回復効果が期待できます。ちなみに、ビタミンB1が多く含まれている食材といえば、豚肉、生ハム、レバー、うなぎ、たらこ、ごま、大豆、落花生、あずきなどが挙げられます

 

新玉ねぎの選び方

●皮がパリッと乾燥し、傷のない物を選びましょう

●ずっしりと重みを感じる物を選びましょう

●全体が固く引き締まっている物を選びましょう

●上の部分が小さく引き締まって、へこまない物を選びましょう

新玉ねぎの保存方法

通常の玉ねぎは収穫後乾燥処理して、保存性を高めてから出荷される為、常温保存が可能です。

新玉ねぎの場合収穫後すぐに出荷される為、普通の玉ねぎより水分が多く含まれ、常温保存には向いてないです。

●一つずつキッチンペーパーや新聞紙で包み、ポリ袋にいれて軽く口を縛り、冷蔵庫の野菜室に保存しましょう

保存時の注意ポイント

◎新玉ねぎは水気が付くと痛みやすくなるため、水洗いせずキッチンペーパーや新聞紙などで包み、保存しましょう

◎キッチンペーパーや新聞紙などで包むことで、新玉ねぎからでた水分を適度に吸収され、むれを防ぐ効果がある