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VOL509 つくしについて

2024年3月14日

写真出典:https://inakasensei.com/tsukushi

つくしとは、クサ目トクサ科トクサ属で、全国に自生しているスギナの胞子茎のことを称します。草原や田畑の畦(あぜ)などに多く見られ、古くから親しまれています。つくしは一本の茎のてっぺんに胞子を含んで穂がついています。穂先出始めはかたく締まっていますが、成長すると松毬(まつかさ)のように広がり、緑色で粉末状の胞子を散らします。
つくしは全国で採れるため、地方により時期に開きがあります。九州の3月頃に始まり、4月に本州で旬を迎え、更に5月初旬くらいになると東北など北の地方が旬を迎えます。

つくしの効能
1 つくしに含まれているビタミンCは、コラーゲンを生成するのに重要な成分であり、肌のハリや髪の毛のツヤの維持効果が期待できます。
2 つくしに含まれているβ-カロテンは、強い抗酸化作用があり、体内の活性酸素を消去して動脈硬化やがんなどの生活習慣病の予防にも効果が期待できると言われています。
3 つくしに含まれているビタミンEは、強い抗酸化作用を持っています。動脈硬化や心筋梗塞などの生活習慣病の予防効果が期待できます。
⚠️摂取すぎに注意⚠️
つくしに含まれているアルカロイドは、大量摂取は避けた方がよいとされています。

つくしの選び方
⚫️頭の分部がしっかりと締まっている物を選びましょう
⚫️袴と袴の間隔が短い物を選びましょう

つくしの保存方法
⚫️収穫したその日か翌日には下処理をして茹でるようにしましょう
⚫️ポリ袋に入れ、冷蔵庫の野菜室に保存しましょう