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VOL582 芍薬について
2024年7月4日
芍薬(しゃくやく)とは、ボタン科の多年草の植物を称します。初夏には大形の牡丹に似た花を咲き、花は一重や八重があり、花の色も様々で、多くのは白、紅色となります。アジア大陸北東部、シベリア、中国、モンゴルの原産とされています。日本には古く中国から渡来し、薬用として栽培・使用されています。
芍薬または近縁植物の根は、収斂・消炎・鎮痛・抗菌・止血・浄血・抗痙攣作用がある生薬であり、日本薬局方に収録されています。
「立てば芍薬、座れば牡丹」というのは、花を美しさに擬えたばかりでなく、芍薬や牡丹を薬として服用すれば、女性ホルモン分泌を整え、肌お美しく艶やかになるということが秘められて麗しいことから来た名称と言われています。
芍薬の効能
1 鎮痛作用があるとされています。
2 鎮痙攣作用もあると言われています。
3 冷え性の改善効果が期待できます。
4 風邪薬として用いられていました。