Blog
ブログ

VOL590 紫蘇梗について

2024年7月17日

紫蘇梗(しそうこう・しそきょう)とは、シソ科の一年草であり、シソやちりめん紫蘇の茎を用いることを称します。中国原産で、2000年前から栽培されています。日本では平安時代以前から栽培されていました。中には、青紫蘇(あおじそ)と赤紫蘇(あかじそ)の2種類があり、薬用にも食用にもいずれ使われています。但し、紫蘇の場合交雑などで品種が変わりやすいため、薬効性を保つ為に原種に拘っています。
紫蘇は茎だけではなく、葉、種も生薬として利用されています。成長段階に合わせて芽紫蘇(めじそ)、花がついた花穂(はなほ)、実が入った穂紫蘇(ほじそ)、それぞれ日本料理に使用され、立派な薬膳となります。ちなみに、紫蘇の全体が風邪や咳、消化不良に効果があると言われています。

紫蘇について
1 免疫力アップに効果があると言われています。
2 花粉症やアレルギー症に効果が期待できます。
3 発汗を促し、冷えを取る効果があると言われています。
4 気の巡りを良くし、胃腸の働きを回復させる作用があるとされています。
5 魚介類の食中毒予防におすすめの食材となります。