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VOL591 白芍について

2024年7月18日

白芍(びゃくしゃく)とは、ボタン科の芍薬(しゃくやく)の根を乾燥したもので、皮を除去したものを白芍(びゃくしゃく)と称します。ちなみに皮付きのものを赤芍(せきしゃく)と称します。豆知識としては、芍薬の「芍」は薬を意味します。芍薬は「薬中の薬」という意味です。芍薬は、鎮痛、鎮痙薬として知られ、筋肉とくに腹直筋を緩和する効果があるとされています。

白芍について
1 白芍(びゃくしゃく)に含まれているペオニフロリンは、鎮痛鎮静効果が期待できます、また、筋弛緩、抗痙攣(けいれん)、血管拡張、抗炎症など幅広い効果が報告されています。さらに、肩こり、筋肉のこり、腹痛、身体疼痛、手足のひきつれ、胃痙攣、下痢などの応用もできるとされています。
2 白芍は薬酒として使用し、アルコールとの相乗効果により、さらに緊張を緩めて、血の巡りをよくする効果があると言われています。
3 白芍は女性ホルモンのバランスを整える効果があるとされ、更年期障害や生理不順、生理痛など女性特有の疾患に対しても効果を発揮します。
4 白芍は精神安定効果があるとされています。