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VOL592 乾姜について

2024年7月19日

乾姜(かんきょう)とは、ショウガ科ショウガの根茎を湯通し、又は蒸した物を称します。
生姜は生の状態を称し、吐き気や食欲不振を改善する健胃作用、解熱や咳止めなど効果があるとされています。ちなみに生姜の場合、微温性で発散発汗作用で、熱を冷ます効果があり、風邪症状の緩和、解熱作用があるとされています。
乾姜は、生のしょうがに熱を加えることによって、成分量の変化により、効能が変わることとなります。乾姜は、身体を中から温める作用があり、胃腸の冷えている下痢や便秘、腹痛になりやすいです。乾姜は大熱性といった温かさが持続する効果があるため、冷え性改善には生のしょうがより効果的とされています。

乾姜について
1、 乾姜含まれているギンゲロールは、抗酸化作用があり、アンチェイジング効果が期待できます。また、免疫力アップや、殺菌作用から胃腸の調子の改善や風邪予防効果も期待できます。
2、 乾姜に含まれているショウガオールは、血管を拡張させ、血行を良くする効果があるとされ、冷え性予防や生理痛の鎮痛効果が期待できます。