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VOL606 生姜について
2024年8月8日
生姜(しょうきょう)とは、熱帯アジア原産の多年生草本であり、根茎を薬用とし、品種が多く存在します。生姜(しょうきょう)の原植物はインド、東南アジア、中国及び日本が原産となりますが。生薬の生姜(しょうきょう)主な産地は中国(貴州省、雲南省、浙江省など)になります。
生薬の生姜(しょうきょう)は、扁圧した不規則な塊状でしばしば分枝し、分枝した各部はやや彎曲 (わんきょく)し、折り面はやや繊維質で、香りが強く、味は極めて辛いです。
生薬の生姜の選び方としては、膨らみがあり、香り・辛味が強い物、色が灰白色か淡灰褐色のものが良いです。
生姜について
生姜(しょうきょう)は、抗炎症、抗菌作用、吐き気止め、消化促進、血行促進などの作用があるため、胃腸系や風邪、冷えなどの症状を緩和するこうかがきたいできます。
薬膳のでは生姜』(しょうきょう)は解表(げひょう)の効能があり、簡単に言うと発汗を促し、体に入り込もうとする邪気(じゃき)を取り除く効果があるとされています。また、体に堆積した老廃物や不調のもとを取り除く解毒(げどく)効果も期待できます。さらに、体を温めることによって寒邪(かんじゃ)を取り除く散寒という効果もあるとされています。
生姜成分
1、 生姜(しょうきょう)に含まれているジンゲロール(辛味成分)は、食材の臭みをとり、殺菌・抗菌効果があるとされています。
2、 生姜(しょうきょう)に含まれているショウガオール・ジンゲロン(辛味成分)は、体を温め、血行促進効果、免疫力向上、新陳代謝の向上効果など期待できます。