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VOL651 車前子について
2024年10月22日
車前子(しゃぜんし)とは、オオバコ科オオバコ属の多年草のオオバコのせ成熟種子ことを称します。オオバコは、全草も種も古くから生薬として利用されています。ちなみに全草は車前草と呼ばれ、種子は車前子と呼ばれています。アジア全域に分布し、5月から10月にわたり花を咲かせます。道端の雑草の代表格として知られています。国内でも古くから、消炎、利尿、下痢止め薬として用いられています。
車前子について
1 車前子(しゃぜんし)は、生薬の一種で、去痰、利尿、鎮咳作用などの効果が期待できます。
2 車前子(しゃぜんし)には、プランタサン及びプランタゴ-ムチラゲAなどの粘液性の多糖類やアウクビンというイリドイドが含まれています。
3 車前子(しゃぜんし)は、夏の下痢止め薬として使用されています。
4 車前子(しゃぜんし)は、排尿痛、尿血などの排尿障害や腰痛やむくみなどにも用いられています。
5 車前子(しゃぜんし)は、白内障、緑内障、眼精疲労、花粉症によるめのかゆみなどに用いられています。