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VOL659 炙甘草について

2024年11月1日

炙甘草(しゃかんぞう)とは、マメ科カンゾウ属の一種で、根茎を火を通して炙ったものを称します。中国東北部原産とされ、これまで主に中国から輸入していましたが。2000年頃、土地の砂漠化を理由に甘草の輸出を制限することになりました。国内漢方薬大手のツムラは、国内大規模栽培を行い、中国産からの切り替えを実現しています。また、オーストラリアでの本格栽培も行っています。

炙甘草について
1 炙甘草(しゃかんぞう)は、生薬の一種で、動悸や不整脈に効果があるとされています。
2 炙甘草(しゃかんぞう)は、気を補う生薬としてしられ、甘草を炙ることによって補気作用がより強くなります。

炙甘草の副作用について
1、 胃の不快感、食欲不振、軽い吐き気
2、 発疹、発赤、かゆみ