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VOL698 冬の養生法
2025年1月9日
薬膳は季節によって、食べる人の体調に合わせ、食材や生薬、または漢方薬の原料になるものを組み合わせた料理のことを言います。薬膳を食べることによって、体質改善を図り、身体のバランスを整え、普段の食事から薬膳を取り入れることによって、健康を目指します。
古くから食べることで体質を改善できるという考えに基づき、食事が作られてきましたが。現代社会、様々なことを理由に、食事本来の意味が忘れがちになりました。改めて、食事本来の意義を思い出し、ただ食事をするではなく、普段の食事から、それぞれの食材の栄養や、組み合わせについて考える必要があります。
薬膳では、生薬や中薬、漢方薬の原料を食材として使用しているイメージが強く、実に乾物食材、野菜、果物、魚、肉などいろいろな食を組み合わせることが最も大事になります。それぞれの食材は、どれも身体に必要な栄養素が含まれている為、バランスを考えながら摂取することによって、健康な食事を実現しましょう。
冬の野菜
冬野菜は、ビタミンCが豊富に含まれ、身体を温める効果があり、風邪予防に効果が期待できます。煮汁と一緒に摂れる鍋料理などは、効果的に体内コラーゲンの生成を助ける効果があり、喉、鼻などの粘膜を強化してくれる効果もあります。また、カルシウム豊富な野菜は、イライラを鎮め、ストレス緩和効果があり、免疫力の低下を防ぐ効果も期待できます。
冬野菜と言えば、かぶ、春菊、蓮根、長ネギ、大根、ブロッコリー、法蓮草、水菜、菜の花、小松菜、エリンギ、もやし、大葉、豆苗、白菜などあります。