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VOL699 冬の食事養生法
2025年1月10日
1. 温性の食材を積極的に摂ること
人参、牛蒡、根菜類等は温性の食材になり、身体を温めるくれる効果があり、冬に鍋という日本料理は合理的な食べ方と言えるでしょう。しかし、果物や生野菜(トマト、レタスなど)は身体を冷やすことになる為、控えましょう。
2. 腎臓をケアする食材を積極的に取り入れること
腎はエイジングに大きく関わる臓器になり、冬の寒さで特に傷付きやすく、エイジングケアの為に腎臓に働きかける食材を取り入れることがとても大事です。お勧めの食材として黒豆、黒米、黒木耳等と言った黒食材になります。その他、えび、貝類、羊肉、クルミなどもおすすめです。
3. 寒邪を吹き飛ばす食材を摂りましょう
中医学で冬の邪気を「寒邪」と言い、陰の邪気なので、温かい気を傷つけやすく悪寒や震え、冷えを引き起こしやすくなります。また、寒邪により身体が硬くなり、縮こまりやすくなる為、気血の巡りも悪くなり、頭痛や腹痛などの痛みが出やすくなり、心脳血管疾患などの発病率も高くなると言われています。寒邪を取り払うお勧めの食材としては、生姜、葱、大葉、茗荷、黒糖、唐辛子、シナモン、八角等になります。
4. 決まった時間に食事をする
食事時間がバラバラだと、胃腸トラブルのもとになり、胃腸は栄養を吸収し、エネルギを作ってくれる最初の段階になり、仕事忙しくても食事時間がきちんと守りましょう