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VOL758 八角について
2025年4月8日
八角とは、トウシキミのことで、マツブサ科のシキミ属に属する常緑性高木の一種で、芳香をもち、その果実を乾燥したものを称します。
中国南東部からベトナム北東部原産とされ、また、中国南部やインド南部、インドシナ半島などで広く栽培されています。
八角は漢方薬の原料として認められており、胃弱、風邪、咳止め、精神安定などに用いられます。また、料理のスパイスとしてもよく使われます。
八角は、『本草網目』(明代、李時珍著)において芳香性健胃薬、鎮痛剤、駆風剤、腹部膨張、嘔吐などに効果があるとされます。日本薬局方においては、胃腸薬の原料としてよく使われるウイキョウ油の原料に規定されており、胃腸の働きを調える作用があります。
八角には、胃腸の働きを改善したり、冷えやむくみを解消したり、ストレスを軽減したりするなどの効能が期待できます。
・八角について
⚠️注意⚠️
八角を使用する際は、過剰摂取を避けるようにしましょう。