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VOL342ピーマンについて

2023年6月26日

ピーマンとは、ナス科トウガラシ属の栽培品種を称します。パプリカや唐辛子などと仲間であり、辛味がないのは特徴です。
日本で呼ぶ「ピーマン」はフランス語の「pimento(ピマン)=トウガラシ」またはスペイン語「pimiento(ピメント)=トウガラシ」が由来とされ、英語では「green pepper」と呼びます。
ピーマンは全国的に作られ、茨城県、宮崎県に続き、鹿児島県収穫量の上位を占めています。一年中流通していますが、露路栽培の場合、旬は6月から8月にかけて、夏に旬を迎える夏野菜になります。
普段ピーマンといえばお馴染み、袋に入った緑のピーマンをイメージしますが、実にカラーピーマンやジャンボピーマンなどいろいろなタイプのものがあります。ピーマンもパプリカと同じく、緑、黄、赤色のものがそれぞれ存在していますが、品種が違うため、含まれている栄養素の量も異なっています。

ピーマンの効能
1 ピーマンに含まれているβ—カロテンは、特に赤ピーマンに多く含まれており、免疫力アップ、新陳代謝促進に効果があります。
2 ピーマンに含まれているビタミンは豊富で、中にビタミンCは熱に弱いビタミンですが、一緒に含まれているビタミンPがビタミンCを守ってくれる効能があるため、炒めてもビタミンCは損なわれにくくなります。また、ビタミンPは毛細血管を丈夫にする効果も期待できます。
3 緑のピーマンに含まれているクロロフィルは、抗酸化作用があり、不要なコレステロールを排出し、動脈硬化の予防に役に立ちます。
4 赤ピーマンに含まれているカプサイシンは、リコピンと同様に抗酸化作用があり、生活習慣病をはじめ、さまざまな病気の予防効果が期待できます。

ピーマンの選び方
⚫️へたの色は鮮やかな緑色をしている物を選びましょう
⚫️切り口がみずみずしい物を選びましょう
⚫️色が均一で濃い物を選びましょう
⚫️果皮の表面がツヤあり、ハリがある物を選びましょう
⚫️果肉が厚めで硬く、引き締まった物を選びましょう
⚫️持った時にずっしりと重みを感じる物を選びましょう

ピーマンの保存方法
⚫️乾燥しないように、ポリ袋などに入れ、冷蔵庫の野菜室で保存しましょう
⚫️ピーマンは種、わたから腐っていくため、カット後の保存の場合、種とわたを取り除いてから、さっと流水ですすぎ、水気をしっかり切理、袋やタッパーに入れ、保存しましょう