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vol.101 カボチャについて

2022年6月16日

カボチャ(南瓜)とは、ウリ科カボチャ属の蔓性植物になる果菜の総称です。原産は南北アメリカ大陸だが、主要生産地は中国、インド、ウクライナ、アフリカになります。世界中で栽培され、品種は非常にたくさんあります。このうち、日本で栽培されているカボチャは大きく分けて、日本かぼちゃ(東洋カボチャ)、西洋かぼちゃとペポカボチャの3種類になります。

日本かぼちゃ(東洋カボチャ)は、水分が多く、粘質で甘味が少なく、見た目が菊のように見え、溝が入っている物やごつごつとこぶがある物が多いです。小菊南瓜や黒皮南瓜、鹿ケ谷南瓜、鶴首かぼちゃなどが挙げられます。

西洋かぼちゃは、甘みが強く粉質で、加熱するとホクホクした食感が特徴です。えびす南瓜や黒皮栗南瓜、赤皮栗南瓜、みやこなどが有名です。

ペポかぼちゃは比較的に淡白な味わいが特徴的です。金糸瓜(そうめん南瓜)といった変わったものがあります。

カボチャの効能

① 免疫力アップ
カボチャに含まれる、ビタミンAはウイルスや細菌の侵入を防ぐ働きがあり、粘膜の乾燥を防ぎます。ビタミンCは細菌から体を守り、白血球機能を高めてくれることが期待できます。
② 老化防止
カボチャに含まれる、ビタミンA、ビタミンC、ビタミンEの抗酸化作用は免疫力アップを助けるだけではなく、老化を防いでくれる働きもあります。特にビタミンEは、「若返るビタミン」とも呼ばれています。
③ むくみ解消
カボチャに豊富に含まれるカリウムは、身体内余分な水分と塩分を排出する働きをし、むくみ解消に繋がります。
④ 便秘改善
カボチャの皮に特に多く含まれる食物繊維は、整腸作用があり、便秘改善に期待できます。

次回は、かぼちゃとハロウィンについて紹介します。