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vol.102 カボチャとハロウィン
2022年6月17日
ハロウィン(ハロウィーン)とは、毎年10月31日に行われる、古代アイルランドに住んでいたケルト人が起源と考えられているお祭りのことを言います。ケルト人の一年の終わりが10月31日になり、この夜に秋の終わり冬の始まりを意味し、死者の霊が家族を訪ねてくると信じ、死者の魂が家に戻った時に機嫌を損なわないように食べ物や飲み物を用意して置くといような伝統があります。
現代ではアメリカで民間行事として定着し、本来宗教的な意味合いが殆どなくて、カボチャをくりぬいてランタンを作って飾り、子供たちを仮装して、近所でお菓子をもらったりする風習になり、意味合いより盛り上がることを楽しんでいる印象を感じます。
日本でのハロウィンの始まりは、1970年代にキディランド原宿店がハロウィン関連商品の店頭販売を開始し、1983年10月に同じくキディランド原宿店が販売促進の一環として日本初とされるハロウィン・パレードを開催したのが、日本でのハロウィンイベントの先駆けと言われています。クリスマスやバレンタインなどのように、ハロウィンも宗教の要素ではなく、あくまでも商業的要素の強いイベントとして始まったものになります。
日本でハロウィン盛り上げりの火付け役としては、やはり「世界的なディズニー」で、本格的な秋イベントとして「ディズニー・ハッピーハロウィーン」を開催したり、園内パレードにハロウィン・パレードを盛り込んだりして、一気にハロウィンイベントの認知度が上げることができました。
日本でハロウィンは、季節のイベントの一つとして受け入れ、完全に娯楽の要素が強いものになっています。
次回は、カボチャを使った調理例を紹介します。