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vol.108 梅について

2022年6月27日

梅(うめ)とは、バラ科サクラ属の落葉高木、またはその果実のことを言います。未熟なものは有毒であるものの、梅干等に加工して食用にします。樹木全体と花は観賞の対象になり、枝や樹皮は染物に使われています。ちなみに、日本では6月6日が「梅の日」とされています。

梅の原産地は中国であり、日本への渡来については、いくつかの説があります。一説では、遣唐使が日本に持ち込んだという、また他説には奈良時代頃中国から日本に渡来したという、さらに弥生時代に朝鮮半島を経て日本に入ったという説もあります。

未熟な青梅は中毒を起こす可能性がある物質が含まれているので、生食してはいけません。熟した果実をそのまま食べることもあるが、普通に熟しきっていない青梅を梅酒に、梅干し等に加工して食用にしています。他には梅酢、梅醤やジャム等にして食用とする場合もあります。強い酸味が特徴で、リンゴ酸やクエン酸、コハク酸などの有機酸を多く含まれ、健康食として販売されています。
漢方薬の「烏梅(うばい)」は、未熟果(青梅)の皮を剥ぎ、種子を取り去り、藁や草を燃やす煙で真っ黒に燻した梅の実のことを言います。健胃、整腸、消炎、細菌性腸炎、腸内異常発酵、駆虫、止血、強心作用があるとされています。

民間療法では、風邪の初期に烏梅2、3粒を300~400㎖の水を半量になるまで煎じて飲む方法があります。咳には梅酒をガーゼに浸して胸に湿布代わりにしたり、頭痛の時に、梅干しの果肉をこめかみに貼ったりする方法もあります。

次回は、梅酒について紹介します。