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vol.123 ししとうがらしについて

2022年7月19日

獅子唐辛子(ししとうがらし)とは、ナス科トウガラシ属に属するトウガラシの甘味種、その果実のことを言います。シシトウ、甘唐辛子とも呼ばれています。中南米原産で、アメリカ大陸発見後、南米からヨーロッパに入り、その後世界に広がった、日本に渡来したのは16世紀にポルトガル船によって持ち込まれたという説があり、朝鮮半島から持ち帰られたなどの説もあります。獅子唐辛子(ししとうがらし)は、7月、8月が旬になり、現在ハウス栽培の為周年出荷できます。ちなみに、現在高知県は日本産獅子唐辛子(ししとうがらし)の半数を栽培しています。

ししとうがらしの効能

① ししとうがらし100gあたりに含まれている食物繊維は3.6gで、便秘改善に期待できます。
② ししとうがらし100gあたりに含まれているビタミンCは57㎎で、血管や筋肉、骨の健康維持する働きがあり、貧血を防ぐ効果も期待できます。
③ ししとうがらし100gあたりに含まれているカリウムは340㎎で、老廃物の排出、むくみ解消に効果が期待できます。
④ ししとうがらし100gあたりに含まれているβ—カロテンは530㎍で、免疫力アップ、身体の酸化防止を防ぐ働きがあります。
⑤ ししとうがらし100gあたりに含まれているビタミンEは1.3㎎で、血中の脂質酸化を抑制する働きがあり、生活習慣病の改善に効果があります。
⑥ ししとうがらしにはカプサイシンも含まれ、少しの量であれば唾液の分泌を促し食欲を増進する効果があり、しかし、摂りすぎると胃粘膜が荒れてしまう恐れがある為、食べ過ぎに要注意です。

ししとうがらしの選び方

●艶やかな光沢があるものを選びましょう
●ヘタがしっかりしているものを選びましょう
●ヘタが黒ずんで、果肉が硬いものは鮮度が落ちている証

ししとうの保存方法

●ビニール袋に入れ、冷蔵保存しましょう

次回は、ししとうがらしを使った調理例を紹介します。