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vol.156 白露について

2022年9月8日

今日は9月8日(木)、二十四節季の第十五番の白露(はくろ)です。処暑から数えて15日目頃、秋分まで期間であり、この日から仲秋になると言われています。
「暦便覧」では、「陰気ようやく重なりて、こごりて白色となれば也」、と説明をしています。夜の間に大気が冷え込み、草花や木に朝露(あさつゆ)が宿り始め、野には薄の穂が顔出し、秋の趣がひとしおかんじられ、空が高くなり、本格的な秋の到来を感じられる頃になります。日中の暑さも和らぎはじめ、朝夕の心地よい涼風に、幾分の肌寒さも感じさせる涼風が混じり始めます。

「白露の三候」

「初候」…9月7日~9月11日頃、草露白(くさのつゆしろし)、草花の上に降りた朝露が、白く涼しく見え頃になり、夏から秋への変わり目、「露が降りると晴れ」という言葉があります。(日本)
…鴻雁来(こうがんきたる)、雁が飛来し始める(中国)

「次候」…9月12日~16日頃、鶺鴒鳴(せきれいなく)、鶺鴒の声が響き渡るようになります。ちなみに、鶺鴒は水辺を好む鳥の為、川の上流に行くほど多く見られ、街中ではあまり見かけられないかもしれません。(日本)
…玄鳥帰(げんちょうかえる)、燕が南へ帰って行く(中国)

「末候」…9月17日~9月21日頃、玄鳥去(つばめさる)、暖かくなる春先に日本にやってきた燕が暖かい南に帰って行く頃、来年の春先にまた戻ってくるので、しばしのお別れとなります。(日本)
…羣鳥養羞(ぐんちょうしゅうをやしなう)、多くの鳥が食べ物を蓄える(中国)

白露には、特別な食べ物や風習がなくて、9月10日(旧暦の8月15日)は満月にあたり、「中秋の名月」または「十五夜」と呼ばれ、ちょうど里芋の収穫時期になる為、「芋名月」と呼ばれることもあります。
日本では月見団子やすすきをお供えしますが、中国や香港、台湾等の地域は月餅を供えて、地域によっては芋や栗も供え物として使用されることもあります。