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vol.162 秋の養生…高齢者編

2022年9月16日

敬老の日とは、2002年まで毎年9月15日を敬老の日としていたが、2003年から現行の規定に変更し、毎年9月の第三月曜に変更され、今年は9月19日(月)になります。

高齢者秋の過ごし方について

1、隠れ脱水に注意

「一雨一度」の言葉通り、雨のたびに少しずつ秋らしい空気が漂い、秋らしさが増し、過ごしやすい季節になります。しかし、高齢者にとっては、秋から冬は寒さに怯える季節の到来でもあります。涼しくなった途端に、様々の理由で何枚も何枚も重ね着こめるようになり、汗がかきにくく、水分補給が必要な状態になっても身体が感知せず、それだけ身体の機能が低下しているのが高齢者です。
「夏でもなく、野外でもない」環境で起こる脱水症状を隠れ脱水と言い、中でも、高齢者で糖尿病や高血圧症などの持病があり、栄養不良、肥満気味の方は、隠れ脱水になるリスクが高くなり、部屋にこもりがちの高齢者がより一層隠れ脱水になりやすくなります。喉の渇きを訴えない高齢者に、トイレの回数が増えるのを嫌がる高齢者に、こまめの水分補給をお勧めします。

2、秋バテに注意

夏場に冷房が嫌う高齢者は依然として多く、炎天下で長時間外出に、庭の仕事に夢中に、水分補給をあまりせずなどによって、身体への負担が大きくなりがち、日々の生活の中で体調を崩してしまうことがただあります。
逆に冷房が効いた部屋に長時間に居た場合、熱中症のリスクが軽減できるものの、今度は冷房疲れによる体調不良に見舞われることもあります。また、真夏にほとんどの公共の場でエアコンが効き、外気との急激な温度差によって自律神経が乱れ体調不良に繋がるケースも多いです。さらに、冷たい物ばかり口にすると胃腸への負担が大きくなり、それによって消化機能の低下も秋バテとなる一因です。
通常夏バテは暑さが和らいでくると同時に体調も回復してくるものですが、高齢者の場合、基礎体力と免疫力が低下している為、回復が遅くなり、予想外の体調不良を引きずってしまうことが心配されています。
秋バテを解消する為に、まずは生活習慣を見直し、徐々に夏型の生活からシフトし、栄養バランスが取れた食事を心がけましょう。胃腸を刺激する冷たい食べ物を避け、ミネラル、ビタミン類、蛋白質等疲労回復やエネルギー代謝に効果的な食べ物を積極的に取り入れましょう。次は室温の見直し、秋になってもまだまだエアコンに頼らなくてはいけない日々が続き、徐々にエアコンから離れをするように心かけましょう。また、入浴することによって、血行を促し、筋肉を和らげ、体内に溜まっていた老廃物を排出させようという働きが活発になり、リラックス効果期待できます。さらに、適当な運動と、しっかりした睡眠が体調を整える為に非常に重要です。

*高齢者の場合、急激な環境変化への対応が難しく、一旦体調を崩すと元の状態に回復するまでに時間が掛かってしまう為、体調管理に気を配り、病気の予防に努めていくことが厳しいシーズンを乗り切る為に大事なことです。*