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vol.26 トウモロコシについて

2022年2月21日

トンモロコシ(玉蜀黍)、イネ科の一年生植物、人間の食料や家畜の飼料になるほか、澱粉(コーンスターチ)や油、バイオエタノールの原料としても利用されています。トンモロコシは、長い栽培の歴史の中で用途に合わせた種々の栽培品種や一代交配種が開発され、雑種強勢を利用したハイブリッド品種が1920年代からアメリカで開発され、以後収量が飛躍てきに増加し、近年では、遺伝子組み換えされた栽培品種も広がりつつであります。

米国農務省世界農業観測ボード及び米国農務省海外農業局によると、2021/22年度世界のトウモロコシ生産量11億9822万トン(前年度比7.4%増)が見込まれています。輸出量は世界全体で2億191万トン、輸入量は世界全体で1億8385万トンと見込まれています。
アメリカ原産で、世界三大穀物の一つとして知られ、15世紀末に新大陸を発見したコロンブスがヨーロッパに持ち帰って広まり、日本へは16世紀終わりごろに伝わって全国に広まったとされています。

ちなみに、コーンというは、英語圏では本来穀物全般を指すが、現在北米、オーストラリアなどの多く国では、特に拘らなければトウモロコシを指す、ただしイギリスではトウモロコシをメンズ(maize)と呼び、穀物全般をコーンと呼ぶのが普通です。

トウモロコシは、炭水化物を主とし、ビタミンB1、B2、Eなどのビタミン群、リノール酸、食物繊維、そしてカルシウム、やマグネシウムなどの各種ミネラルもバランス良く含まれています。

●参考に、トウモロコシ100g(1/3~1/4本)に含まれる糖質量は約12.5g、蛋白質は3.6g、食物繊維は3.0gです。糖分が多いので、糖質制限中は食べないほうがいいでしょう。

次回は、トウモロコシを使った調理例を紹介します。