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vol.39 ピクルスについて

2022年3月11日

ピクルス(英語…Pickle)とは、漬けあるいは自然発酵によって作られる保存食のことをいう、酢や香辛料などをベースとした調味液に、野菜などを漬け込んだものを表します。一定期間に日持ちできる為、海外では古くから保存食として作られ、甘酸っぱい、爽やかな口当たりが特徴で、そのままおつまみにしたり、料理の付き合わせにたり、サンドイッチに添えたり、カレーソースの薬味にしたり、様々なシンで活躍されています。また、ディル(香草)を加えたものはディルピクルスと呼ばれ、欧米人に好まれ、また、ビーツや赤キャベツのピクルスは鮮やかな色になる為、前菜、サラダ、サンドイッチ、ハンバーガーなどの添え物に使われています。

各国のピクルス

1、日本
日本人がイメージするピクルスに近いものとしては、野菜の酢漬けになります。例えば、日本を代表する保存食梅干しもピクルスの一種であり、そのほかに、らっきょう漬け、紅ショウガ、ガリや糠漬けなどが挙げられます。

2、アメリカ
アメリカではハンバーガー、サンドイッチによく使われています。細かく刻んだものはレリッシュと呼ばれ、オリーブの種を抜き、赤ピーマンを詰めたピクルスがマティーニの必需品とも言われています。

3、イギリス
イギリス人が最も酸味を好む、ゆでたまごのピクルスまで存在します。モルトビネガーにリンゴやデーツで甘味を加えた野菜を付けたフランストン・オリジナル・ピクルスは、イギリスの味と評されています。

4、インド
アチャールという独特のピクルスがあり、玉ねぎ、人参、きゅうり、セロリなどの野菜、マンゴ、パイナップルなどの果物を唐辛子などのスパイス、塩、酢やレモンの果汁、食用油などで漬けて作られたものを言います。