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vol.48 キムチについて

2022年3月25日

キムチは、もともと朝鮮半島の厳寒期に備えた保存食のことを言います。野菜を塩漬けしたものに、香辛料としてにんにく、唐辛子、山椒などを加えて作られたものです。唐辛子の強い刺激、野菜の甘味、乳酸発酵による、酸味、旨味と塩辛さが複雑に混じり合った風味が特徴です。

キムチの種類

1、白菜キムチ…白菜のキムチ
2、カクトゥギ…大根のキムチ
3、ナバッキムチ…薄く切った大根と分葱のキムチ
4、ヨルムキムチ…大根の若菜キムチ
5、オイソバギ…きゅうりのきむち
6、ケジャン…蟹のキムチ

キムチの効能

キムチはアメリカの健康専門雑誌『ヘルス』で世界五大健康食品に選ばれるほど、栄養学的に高い効能をもっています。キムチが発酵する際に生じる乳酸菌は食べ物の消化を助け、内臓をきれいに保ってくれます。また、免疫力を高める効果、癌の予防効果の期待できます。
キムチに含まれるビタミンA、ビタミンB、ビタミンCやカルシウム、鉄分、カリウム等のミネラル類は豊富で、キムチ発酵段階でビタミンB群が大幅に増えます。辛み成分であるカプサイシンも多く含まれ、カプサイシンは脂肪燃焼とコレステロール値を抑える効果があり、ダイエット効果や生活習慣病の予防にも効果が期待できます。

次回は、キムチを使った調理例を紹介します。