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vol.61 薬膳食材について

2022年4月13日

薬膳とは、漢方の理論に基づき、体質や体調、季節等に合わせた食事のことを称します。薬膳は手間がかかる、高級食材しか使わない、なかなか毎日にできそうもない…と思われがちですが、実にいつもの食材、毎日の食事に簡単に取り入れることができます。

昔から食材にはお薬と同じような効能があると考えられ、薬膳の知恵を使い、季節や、体調、体質に合った食材を組み合わせ、毎日の暮らしに取り入れることが大事です。

薬膳で基本となる『陰陽』という考え方があります。『陰』の場合、体内を滋養、滋潤する血と津液(体内水分の総称)が共に不足し、身体は冷えて重くなり、節々が痛む、『陽』の場合、潤い足りなくなり肌が乾燥し、吹き出物が出やすく、睡眠が浅く、疲れが取れなく、シャッキとしません。

薬膳提唱するのは、食材の温め力と冷やす力を生かして、身体の『平性』を保ち、身体のバランスを整える為に、温める食材、冷やす食材、そのどちらでもない食材をうまく組み合わせることが大切になります。また、旬の食材にはその季節に相応しい性質を持つものが多い特徴がある為、積極的に取り入れることが大事です。

身体を温める食材
① 野菜…にんにく、生姜、かぼちゃ、ごぼう等
② 果物…りんご、ぶどう、さくらんぼ、桃等
③ 肉、魚類…羊肉、鹿肉、魚類全般

身体を冷やす食材
① 野菜…大根、なす、ゴーヤ、小松菜、もやし、冬瓜等
② 果物…みかん、梨、メロン、スイカ、マンゴ等
③ 肉類…豚肉

平性食材
長いも、大豆、とんもろこし、ジャガイモ、クコの実、はちみつ、黒木耳等

次回は、クコの実について説明します。