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vol.99 キュウリについて
2022年6月14日
キュウリ(胡瓜)とは、ウリ科キュウリ属のつる性一年草、その果実のことを称し、野菜の一種として食用されています。かつては、熟した実を食用され、甘みが薄い為あまり好まれなく、現在では未熟な実を食用するようになりました。インド北部、ヒマラヤ山麓に原産地になり、日本では平安時代から栽培され、大正時代以降によく利用されるようになりました。
キュウリは全体の95%が水分で構成され、100gあたり熱量が僅か14Kcal、栄養素が殆どない野菜と思いがちが、淡色野菜の割には、ビタミンC、カリウム、カルシウムなどのミネラル類、皮にはβ—カロテンを比較的に豊富に含まれており、その他のビタミンやミネラル類も量的には多くないがバランスよく含まれています。
キュウリに含まれているカリウム、イソクエルシトリンには利尿効果があり、体内に蓄積されたナトリウムの排泄を促し、血圧上昇を抑える効果が期待されています。又、キュウリには身体を冷やす働きがあり、薬膳料理でも用いられ、暑い夏に熱く火照った身体を冷ますのにキュウリが役に立ちます。
次回は、キュウリを使った調理例を紹介します。