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VOL293 春疲れに適する食材‐春キャベツ

2023年4月11日

連日天気変化に感じる疲労感の原因は、主に気温の急激な変化による自律神経の乱れとみられます。自律神経の乱れなどの原因でむくみやだるさがつながることもあります。それは、春の気温上昇で、身体を動かしやすくなり、汗の量が増加する傾向になります。汗の量が増える分、冬に比べて水分摂取量も当然増えることになります。自律神経通常の場合、老廃物を排出しやすくなりますが、自律神経の乱れにより、排出量が少なくなる場合がある為、むくみやだるさにつながりやすくなります。

春が旬の春キャベツの効能について

1、 春キャベツに含まれているカリウムは、体内の余分な塩分の排出を促し、利尿作用があり、むくみ予防、解消効果が期待できます。また、血圧を下げる効果もあります。

2、 春キャベツに含まれているビタミンCは、皮膚や血管の老化防止や免疫力向上、風邪予防効果が期待できます。ちなみに、春キャベツに含まれているビタミンCの量は冬キャベツの1.3倍と言われています。

3、 春キャベツに含まれているビタミンUは、胃酸の分泌を抑え胃の粘膜を修復する働きがあります。ちなみにビタミンUはキャベツから発見された栄養素である為、「キャベジン」とも呼ばれています。

4、 春キャベツに含まれているビタミンKは、血液の凝固の促進や骨を丈夫にする働きがあります。

5、 春キャベツに含まれているカロテン、体内でビタミンに変換され、目を保護し、動脈硬化や心筋梗塞などの生活習慣病の予防効果が期待できます。

6、 春キャベツに含まれている食物繊維は、胃腸の働きを整える働きがあります。

7、 春キャベツに含まれているイソチオシアネートは、体内の解毒作用や抗酸化作用を高め、がんの予防効果が期待できます。

春キャベツの選び方

●葉の色が濃い緑の物を選びましょう

●全体艶のある物を選びましょう

●ずっしりと重さがある物を選びましょう

●芯の切り口が黒ずんでいない物を選びましょう

●切り口が大きすぎなく、みずみずしく、白い物を選びましょう

春キャベツの保存方法

●芯の部分をくりぬき、くりぬいたところに水に濡らしたキッチンペーパーを詰める

●濡らしたキッチンペーパーや新聞紙で包んで、芯を下にして冷蔵庫の野菜室に保存しましょう

●丸ごと保存する場合、キャベツの外葉を捨てずに、キッチンペーパーや新聞紙と一緒に包んで保存し、使うときは半分にカットせず、一枚ずつ外側から使っていくほうが長持ちする