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VOL424 リーキについて

2023年10月31日

 リーキとは、キジカクシ目ヒガンバナ科ネギ属になり、地中海沿岸原産とされる野菜の一種、「西洋ネギ」を称します。オランダやベルギーなどから輸入され、国産でも静岡県などで少量作られ、白ネギより太く、群馬県で作られていた「下仁田ネギ」によく似ています。
 リーキの茎は太く、葉は殆ど筒状ではなく、扁平で厚みがあります。一般的なネギとの見分け方としては、葉が筒状にならずV字型になっていることから、緑の部分だけで見分けがつきます。リーキの味と香りは根深いねぎよりまろやかで、さっと茹ででも歯触りが残り、甘みもあって、とても美味く食べられますが。ただし、茹ですぎは禁物です。そのほか魚料理や、スープにも楽しめます。
 国産のリーキは秋から冬にかけて流通され、ねっとりとした食感で、上品な風味を活かしグラタンにするほか、じゃがいもとの相性がすごく良くて、香味野菜としても利用できるので、冬の食卓に是非!

リーキの効能
1、 リーキに含まれているビタミンB6は、100g当たり0.24mgにアンリ、補酵素としてアミノ酸の代謝や、脂質の代謝をサポートする作用があります。また、免疫力を維持するのにも役に立ちます。

2、 リーキに含まれているビタミンKは、100g当たり9μgにあり、骨にカルシウムを沈着させて、骨の形成を促す効果や骨の健康維持効果期待できます。また、ビタミンKは、出血の際に血が止まるように働く「血液凝固因子」のサポートにも役に立ちます。

3、 リーキに含まれているビタミンCは、100g当たり11mgになります。ビタミンCは、高い抗酸化作用があり、老化の原因となる「活性酸素」の働きを抑制する作用があります。また、ビタミンCは、コラーゲンを生成するため必要不可欠の成分となります。更に、皮膚のメラニン生成を抑え、日焼け対策にも役に立ちます。

4、 リーキに含まれている葉酸は、100g当たり76μgになります。胎児の成長に関わる栄養素のため、妊娠中の方は積極的に摂る必要があります。

リーキの選び方
●白い部分が締まっている物を選びましょう
⚫️白い部分が長い物を選びましょう
⚫️手に持って、重みを感じる物を選びましょう

リーキの保存方法
⚫️購入後乾燥しないようにキッチンペーパーなどに包み、ポリ袋に入れ、冷蔵庫の野菜室に保存しましょう
⚫️立てて保存することをお勧めします