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VOL446 寒暖差疲労

2023年12月4日

連日天気変化に感じる疲労感の原因は、主に気温の急激な変化による自律神経の乱れとみられます。冬は1日の最低気温と最高気温の差が大きくなります。こうした寒暖差の激しい環境で過ごすと、身体は気温差に対応するために、必要以上のエネルギーを使うこととなり、その結果寒暖差疲労が蓄積し、自律神経が乱れ、体が疲れやすくなります。また、自律神経は体温をコントロールするだけではなく、内臓など身体の臓器も同時にコントロールしています。そのため、自律神経が乱れると、気分の浮き沈みや内臓の働きが悪くなるなどの不調が現れます。さらに、自律神経の乱れなどの原因で肩こり、めまい、頭痛、食欲不振などの症状を引き起こす恐れがあります。むくみやだるさがつながることもあります。

自律神経の乱れを防ぐための生活習慣

1、 規則正しい生活
平日は早寝早起きができていても、休日も生活習慣を乱れなく、規則正しく生活することを心掛けましょう。決められた時間帯に何をするか予め決めておきましょう。

2、 適度に体を動かすこと
適度に身体を動かしましょう。運動が得意ではない場合は、誰かと一緒に身体を動かす習慣をつけるのがお勧めします。お互いに楽しく続けられることができるでしょう。

3、 リラックスすること
入浴でリラックスすることが効果的です。入浴には副交感神経を高める効果があり、一日のストレスや疲労感を回復してくれる効果が期待できます。さらに、入浴には、血行促進効果や、自律神経を整える効果、血液やリンパ液の循環を促す効果、筋肉の緊張をほぐす効果も期待できます。

4、 身体を温める食事を摂ること
身体を冷やす食材を避け、身体を温める食事を摂ることを習慣付けましょう。身体を温める食材としては、黒糖、人参、蓮根、牛蒡、ほうれん草、発酵食品などを積極的に摂りましょう。