Blog
ブログ

VOL451 エリンギについて

2023年12月11日

エリンギとは、ヒラタケ科ヒラタケ属のキノコの一種で、子実体は食用とされています。イタリア、フランスなど地中海性気候地域を中心として、ロシア南部、中央アジアなどのステップ気候地域までを原産とし、主にセリ科ヒゴタイサイコ属の植物エリンギウム・カペストレの枯死した根部の培地として自制することから命名されたと言われています。日本では1993年に愛知県林業センターで初めて人工栽培が行われ、太くて大きなエリンギが開発され、当初知名度が低く伸びなかったものの、2000年11月3日放送分でサザンオールスターの桑田佳祐がエリンギ料理にハマっていることを公言することによって、エリンギの出荷量が一気に10倍になるほど反響呼びました。
 エリンギは、軸が太くて肉質は緻密で、弾力に富んだ歯応えがよく、食感は松茸や加熱した山葵によく似ているとされています。食味はたんぱくでクセがなく、香りも控えめなため様々な素材に合わせやすく、種々の味付け、香り付を施して調理されることが多いです。現在では大量栽培が普及したため、価格も手頃な食材として人気が定着しています。 

エリンギの効能
1、 エリンギに含まれている食物繊維は、100gあたり3.4gになり、不溶性食物繊維が多いので、腸内環境を整え、便秘解消効果が期待できます。
2、 エリンギに含まれているパントテン酸は、別名ビタミンB5とも呼ばれています。ニキビや肌荒れを防ぎ、肌の美容と健康維持に効果が期待できます。
3、 エリンギに含まれているナイアシンは、体内の有害物質を分解する栄養素となります。また、ビタミンB群に分類される栄養素で、アルコールによって発生数アセトアルデヒドを分解する効果があります。されに、血行促進やむくみ解消効果が期待できます。
4、 エリンギに含まれているβ-グルカンは、免疫力を高める効果があり、風邪やインフルエンザの予防効果があるとされています。

エリンギの選び方
⚫️色が白い物を選びましょう
⚫️柄の部分に皺のない、ハリがある物を選びましょう
⚫️手に持って時にしっかりとかたい弾力を感じる物を選びましょう
⚫️傘はあまり開きっていない物を選びましょう

エリンギの保存方法
⚫️他のキノコ類同様に、水気を嫌うので濡れないように気をつけ、乾燥しないようにポリ袋にいれ、冷蔵庫の野菜室に保存しましょう