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VOL475 京芋について

2024年1月24日

京芋(きょういも)とは、里芋の親芋を食用とする品種で、筍芋(たけのこいも)とも呼ばれています。「京芋」という名前の由来は、京都の美味しい料理にあやかりたいという意味から名付けられたと言われています。頭が地上に出ている姿が筍に似ていることから「筍芋」とも呼ばれています。京都で生産されている海老芋も京芋と呼ばれているので、混同しやすいですが、全く別の品種になります。
京芋は円筒形で、長さは大きいもので約60cm以上にもなり、肉質は粉質で身がしまっていて、煮崩れしにくいのが特徴です。

京芋の効能
1、 京芋に含まれているカリウムは、100gあたり520mgになり、体内の余分な塩分の排出を促し、利尿作用があり、むくみ予防、解消効果が期待できます。また、血圧を下げる効果もあります。
2、 京芋に含まれている食物繊維は、食物繊維は腸内環境を整え便秘の解消にも効果あり、さらにむくみ解消に効果的です。
3、 京芋に含まれているビタミンB1は、炭水化物の代謝を促し、皮膚や粘膜の健康維持に効果が期待できます。
4、 京芋に含まれている亜鉛は、100gあたり1.5mgとなり、免疫機能の維持や蛋白質の合成に関与します。
5、 京芋に含まれているマンガンは、100gあたり0.55mgとなり、酵素の働きをサポートする役割があります。

京芋の選び方
●綺麗な縞模様、皮の筋が平行に綺麗に揃っている物を選びましょう
⚫️表面に傷や芽のない物を選びましょう
●真っすぐ伸びていて、頭と尻まで太っている物を選びましょう

京芋の保存方法 
●京芋は寒さや乾燥に弱いので、なるべく早めに使い切りましょう
●表面が乾かないように、キチンペーパや新聞紙で包み、風通しのよい場所に保存しましょう