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vol.52 プレッツェルについて

2022年3月31日

プレッツェルは、ドイツ発祥の焼き菓子パンのことをいう、独特な結び目が最大の特徴です。小麦粉とイースト(酵母)を原料とし、焼く前に数秒間水酸化ナトリウム水溶液(3%-5%)につけて、焼ける間に空気中二酸化炭素と反応して、炭酸ナトリウムと水に変化し、表面が特徴的な茶色になり、焼き上がりに粒塩がまぶされるのは一般的です。

プレッツェルには、柔らかく焼き上げた大きい種類と、硬く焼いた小さい種類があります。大きく焼き上げたパンのような柔らかいプレッツェルは、焼きたてが美味しいです。硬く焼き上げた小さいプレッツェルは、長期保存が可能で、スナック菓子のような味わいです。プレッツェルは、ドイツ伝統的なスナック菓子、ビールを飲む場所を回ってビールを飲んでいるお客様に売る伝統があります。
日本ではグリコのプリッツを代表とするスティックタイプのプレッツェルが製造され、広く親しまれています。また、アメリカ製の硬いタイプのプレッツェルも販売され、輸入食料品店等で入手できます。

次回は、クロワッサンについて紹介します。