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VOL664 辛夷について

2024年11月11日

辛夷(こぶし)とは、モクレン科モクレン属に属する落葉高木の一種で、その蕾(つぼみ)を乾燥させたものを称します。早春に、葉が展開する前に他の木々に先駆けて白い大きな花を咲かせます。10月頃になると、長楕円形の果実をつけ、開裂すると赤い種子が垂れ下がります。花蕾を乾燥したものが生薬辛夷になります。国内では、北海道、本州、九州などに分布されています。

辛夷について
1 辛夷(こぶし)は、生薬の一種で、鎮痛、鎮静作用などの効果が期待できます。
2 辛夷(こぶし)は、抗炎症作用、風邪による頭痛の改善効果、鼻炎の緩和効果も期待できます。
3 辛夷(こぶし)は、呼吸器を潤す効果があるとされています。

辛夷の副作用について
1、 胃の不快感、悪心、嘔吐
2、 下痢、排尿障害
3、 血圧の上昇、低カルシウム症、むくみ
4、 脱力感、四肢痙攣、四肢麻痺など