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VOL819 菱の実について

菱の実(ひしのみ)とは、ミソハギ科(クロンキスト体系ではヒシ科ヒシ属)の一年草の水草で、菱は沼や池に生息しており、水底から発芽して茎が伸び水面に葉を広げ、葉が水面に浮く浮葉植物です。種子のことを「菱の実」と呼ばれ、硬い皮に覆われた種子の中の白い果実を食用します。
菱はかつて全国の湖で見られ、菱の実はおやつとして食べられていましたが、徐々に生息地が減り、現在では福岡県や佐賀県で栽培されており、旬は9月から11月になります。
菱の実の利用方法は、若いうちは果物代わり生食するが、渋みが全くないです。秋に熟した果実は茹でたり、蒸したりして、皮を剥いて食べます。

菱の実について
1、 菱の実は法蓮草の2倍ほどの葉酸が含まれており、血行促進や貧血予防効果が期待できます。また、葉酸は胎児がDNAを生成する際に重要な役割を果たすので、妊婦が積極的取り入れるべき栄養素として知られています。
2、 菱の実に含まれているビタミンB1は、疲労回復の作用があり、人間の身体を動かすエネルギーを糖質から産生させる際に欠かせない栄養素になります。
3、 菱の実の皮に多く含まれているのがポリフェノールで、抗酸化作用がある栄養素であり、老化や生活習慣病の予防効果が期待できます。ちなみに、ポリフェノールを効率よく摂取するには、菱の実の皮を煎じたお茶を飲むことをお勧めします。

菱の実の茹で方
●水にさらしてアクを抜く
菱の実はアクが多く含まれている為、水にさらしてアクを抜きます。最低でも2時間以上、出来れば一晩浸けて置くことをお勧めします。
●茹で方
①水から茹でること
②水に対して塩を2~3%を加える
③炊き込みご飯や炒め物の場合、沸騰してから10分ぐらい茹でる
④そのまま食べるのであれば、沸騰してから20~30分ぐらい茹でる
●水にさらして熱を取る
茹であがったらザルに上げて、そのままでは熱くて殻が剥けない上、そのまま冷ますと殻が乾いて硬くなり剥きにくくなり、一旦水に浸してある程度冷ましてから殻を剥く
●注意点
菱の実は、実に寄生虫がいる可能性あり、人間の小腸に宿るとお腹が痛くなったり、小腸を壊したりする原因となる為、加熱して食べることお勧めします。

VOL818 熱中症予防におすすめ食材

熱中症とは気温や湿度が高い環境下体温の調整がうまくいかず、眩暈(めまい)や怠さなど様々な症状が起こる状態を称します。熱中症の予防ポイントとして、涼しい服装にすることや暑さを避けること、日傘や帽子などのものを利用すること、水分、塩分をこまめに補給することなどが挙げられます。

暑い日に必要な栄養素
1、 ナトリウムとカリウム
汗は水分だけではなく、体内から排出されたナトリウムやカリウムなどの電解質も多く含まれています。電解質が不足すると、筋肉の収縮運動に異常が生じて腓返り(こむらがえり)が起こりやすくなり、熱中症の特徴的な症状を引き起こす恐れがあります。ちなみに、体内では電解質を作り出すことができない為、汗で失われた分の電解質は食べ物や飲み物から補う必要があります。  
2、 エネルギー源となる糖質
暑い日は特別な運動をしていなくてもエネルギーや体力を消耗するものです。エネルギーが不足になると暑さに打ち勝つことができず、夏バテになり、熱中症にもなりやすくなります。暑さに負けない身体を作るには、炭水化物や糖分などエネルギー源となる栄養素を積極的に摂ることが大事です。但し、過剰に摂取してしまうと、肥満や糖尿病の原因になる可能性もあるので、適量にしましょう。
3、 疲労回復効果を持つビタミンB1
暑い日は体力を消耗しやすいため、疲労回復効果のあるビタミンB1を摂りましょう。ビタミンB1は疲労回復効果が高いだけでなく、糖質の代謝を促してエネルギーを生産させやすくし、イライラを抑える効果が期待できます。また、ビタミンB1はにんにくや玉ねぎ、にらなどに含まれているアリシンと呼ばれる栄養素と一緒に摂ることで、吸収が高まるとされています。

熱中症を予防する食材
1、 豚肉
豚肉はビタミンB1の宝庫と言われ、糖質をエネルギーに変える働きがある為、暑さによる疲労感や倦怠感を軽減する効果が期待できます
2、 モロヘイヤ
暑い時期が旬のモロヘイヤには、カリウムが非常に豊富に含まれ発汗によって失われた電解質を補給することができます。
3、 鰻
鰻は昔から夏バテ予防に良いと言われ、スタミナ食材と重宝されています。豊富に含まれているビタミンB1のほか、紫外線の刺激によって生じる活性酸素に対抗するビタミンAやビタミンCも含まれています。
4、 納豆
納豆はビタミンB1が多く含まれているだけでなく、発汗によって失われたカリウムなどの電解質も多く含まれています。火を使わずにすぐ食べられますので、暑い日の栄養補給にはもってこいの食材になります。

VOL817 熱中症応急措置と予防

熱中症応急措置について
1、 涼しい環境に移すこと
風通しの良い日陰や、クーラーが効いている室内に移動する。
2、 脱衣と冷却
衣類を脱がせて、体内の熱を外に出すようにします。また、露出させた皮膚に水かけし、うちわや扇風機などで扇い、首周りや脇下、太ももの付け根を冷やし、兎に角体温を下げることが大事。
3、 水分と塩分を補給
水、特に塩分も同時に補える経口補水液やスポーツドリンクなどを補給すること。
ただし、意識障害がある場合は、水分が気道に流れ込む可能性があるため、気をつけましょう。
また、吐き気や嘔吐の症状がある場合は、すでに胃腸の動きが鈍っていることが考えられ、口から水分を入れることは避けましょう。

熱中症の予防について
1、 涼しい服装にすること
2、 暑さを避けること
3、 日傘や帽子などのものを利用すること
4、 水分、塩分をこまめに補給すること

VOL816 熱中症について

熱中症とは気温や湿度が高い環境下体温の調整がうまくいかず、眩暈(めまい)や怠さなど様々な症状が起こる状態を称します。環境省の熱中症予防情報サイトによると、熱中症を引き起こす条件として挙げられるのは、「環境」、「身体」と「行動」になります。

・環境
高い気温、高い湿度、風が弱ることなど
・身体
高齢者や乳幼児、肥満の方、糖尿病や精神疾患といった持病の方、低栄養状態にいる方、下痢やインフルエンザの脱水症状の方、二日酔いや寝不足といった体調不良の方など。
・行動
激しい労働や運動により、体内に著しい熱が生じ、暑い環境に身体が十分に対応できないことなど。体温の上昇と調整機能のバランスが崩れ、どんどん身体に熱が溜まってしまい、熱中症状態になります。

熱中症の症状について
・眩暈
・立ちくらみ
・気分が悪い
・筋肉痛
・足が攣る
・手足が震える
・頭痛
・吐き気
・体がだるい
・力が入らない
・全身が痙攣する
・意識がおかしい
・身体がとても熱いこと
・皮膚の異常
・水分補給ができない
・汗のかき方がおかしいなど

VOL815 小暑について

今日は2025年7月7日(月)、二十四節季の第十一番の小暑(しょうしょ)です。
「暦便覧」によると、「大暑来れる前なれば也」、小暑は梅雨明けが近く、本格的な暑さが始まる頃になります。蝉も鳴き始め、蓮の花が咲き、暑中見舞いを出すのもこの頃です。暑い夏を乗り切るために、たくさん食べて、体力を付けておきたい時期になります。
「小暑の候」とは、小暑の日から、次の節季「大暑(たいしょ)」の前日まで使うことができます。今年の大暑は7月22日の為、7月7日から7月21日までは「小暑の候」と称することができます。

「小暑の三候」
1 「初候」…温風至(あつかぜいたる)、7月6日から7月10日頃、雲の間から注ぐ太陽がだんだん強くなる頃になります。温風とは湿った空気が山を越え、乾いた風となって吹き降ろすフェーン現象のことを表していると言われています。
2 「次候」…蓮始開(はすはじめてひらく)、7月11日から7月15日頃、蓮がゆっくりと蕾を解き、花を咲かす頃になります。水底から茎を伸ばし、水面に葉を浮かべ、綺麗な花を咲かせる蓮ですが、花が開いてから四日目に散ってしまいます。
3 「末候」…鷹乃学習(たかすなわちわざをなす)、7月16日から7月21日頃、5、6月に孵化した雛が巣立ちの準備をする頃になります。独り立ちができるよう、飛び方を覚え、獲物の捕り方を覚え、「独り」ということを一から学びます。

小暑の食べ物
●鰻(うなぎ)
鰻は万葉の時代から薬代わりとして、土用の丑の日などに食されてきました。疲労回復の他にも、視力回復や皮膚、髪、痛めた喉などに潤いをもたせる効果があるとされています。
●大蒜(にんにく)
大蒜は、古代エジプトではピラミッド建造の労働者に与えられたという説があります。大蒜に含まれているアリインという成分が、エネルギーを発生させてくれる効果があるとされています。スタミナのつく食材として知られ、暑い夏を乗り切る食材の代表格とも言えるだろう。

小暑の虫
●アゲハチョウ
鮮やかな発色をしている羽が美しく、世界中に愛好家の多いアゲハ蝶は、実に毎日ほぼ同じコースを飛んでいて、このコースは「蝶道(ちょうどう)」と呼ばれています。

小暑の行事
●七夕(たなばた)
七夕は織姫星と彦星が、年に一度だけ天の川を渡り、会うことが許された特別な日です。京都の北野天満宮で七夕祭り、香川の金刀比羅宮(ことひらぐう)での七夕蹴鞠(けまり)など、各地で様々な七夕行事が行われます。
●祇園(ぎおん)祭り
祇園祭は京都の祭りと思われがちですが、京都だけではなく全国にある二千三百の八坂神社で一斉に祭りが行われます。総本社である京都では7月1日から1ヶ月も続く長い祭りとなります。

VOL814 梅雨におすすめの食材

梅雨(つゆ)は、北海道と小笠原諸島を除く日本、朝鮮半島南部、中国南部から長江流域にかけての沿海部及び台湾、東アジアなどの広い範囲においてみられる特有の気象現象で、5月から7月にかけて曇りや雨の多い期間のことを称します。
春から夏へ、梅雨はまさに季節の変わり目になります。この時期湿度が高く、じめじめとした日々が続き、時には肌寒い日もあったりする、日々寒暖差が激しいのが特徴です。梅雨の時期によく感じる理由のわからないだるさ、そんな季節特有の不調は「梅雨バテ」と言われています。「梅雨バテ」の原因と解消方法を紹介します。

「梅雨バテ」の原因:体内に水分が溜まっていること

梅雨おすすめの食材
体内に水分が溜まることによって「梅雨バテ」に繋がります。かっと言って水分を取らないとかえって体に良くないです。適度に汗で水分を流し、体内に水分を溜めない食材を選び、日々の食事を見直す必要があります。

1、 発汗作用ある食材
唐辛子、ネギ、生姜など
2、 利尿作用ある食材
冬瓜、黒豆、ハト麦など
3、 胃腸機能を高める食材
長芋、じゃがいも、鶏肉など
4、 身体の湿気を取り去る食材
緑豆、胡瓜、豆腐など

そんな梅雨の季節、身体の不調の改善には、利尿や発汗作用を促し、体内の湿気を取り除き、胃腸の調子を整える食材を積極的に取り入れることにしましょう。

VOL813 梅雨に薬膳

梅雨(つゆ)とは、北海道と小笠原諸島を除く日本、朝鮮半島南部、中国南部から長江流域にかけての沿海部及び台湾、東アジアなどの広い範囲においてみられる特有の気象現象で、5月から7月にかけて曇りや雨の多い期間のことを称します。東アジアでは、春や秋は、温帯低気圧と移動性高気圧が交互に通過し、周期的に天気が変化し、一方、盛夏期には亜熱帯高気圧の影響で高温多湿な気候になります。そして春から盛夏の間と、盛夏から秋の間には、中国大陸東部から日本の東沖に前線が停滞することで雨季になります。この中で、春から盛夏の間の雨季を梅雨と、盛夏から秋の間の雨季が秋雨と称します。ちなみに、梅雨の時期が始まることを「梅雨入り」や「入梅(にゅうばい)」といい、また梅雨が終わることを「梅雨明け」や「出梅(しゅつばい)」といい、これをもって本格的な夏の到来を意味し、ほとんどの地域では、気象当局が梅雨入りや梅雨明けの発表を行っています。
しとしと続く長雨で、あちこちずぶ濡れになる梅雨、夏の日照りに備えて、高湿度となる環境変化は、人の身体にさまざまな不調を齎す邪気(じゃき)となり、身体に襲います。湿気の邪気は「湿邪」という、湿邪によって「水滞(すいたい)」という状態になりやすいです。文字通り余分な水分が体内に停滞した状態になり、その停滞する部分により症状が変わります。水滞の共通症状としては、手足の重だるさ、むくみ、頭痛、痙攣、下痢、鼻水や痰、おりもの、口のねばり、眩暈、吐き気などの症状が表れることがあります。また、湿邪は胃腸系に悪影響を及ぼしやすく、食欲低下、吐き気、下痢などを引き起こし、水分の代謝がおかしくなり、結果的にむくみや頭痛、眩暈などを引き起こす恐れもあります。
特に普段水分をよく摂る人や、サラダとか刺身など生物をよく食べる人、そして甘い物やお酒をよく飲む人には影響でやすい傾向があります。簡単の見分け方としては、舌の表面がびっしりと白い苔に覆われていたり、黄色く粘つくような苔の状態になったりする時は、湿が体内に溜まった水滞状態なので、注意しましょう。湿を理解するには、スポンジを想像しましょう、水分を吸うと重くなり、冷たくなり、身体も全く状況になると考えられます。

湿邪対策に薬膳
1、 毎日摂取する水分量の見直し
のどが渇いたと感じたら、まずうがいをし、それから一口ずつ、冷たくなく、甘くない飲み物を飲みましょう。例えば、白湯
2、湿邪対策の食材を取り入れる
生姜、ネギ、三つ葉やセリなどの香味野菜、柑橘類は、その香りで、胃腸の働きを活発に、体内余分な水分である湿の排出を助けてくれます。また、柑橘類などは冷やさずに、常温で香りを感じながら食べることをお勧めします。
3、湿邪対策のフルーツも
スイカなどフルーツは、余分な水分を排出する作用があるため、積極的に摂りましょう。
4、その他の湿邪対策
除湿機とか、除湿シートや除湿剤など、除湿器具をうまく使って、湿邪の影響を最小限にしましょう

VOL812 パッションフルーツについて

パッションフルーツとは、アメリカ大陸の亜熱帯地域を原産とするトケイソウ科トケイソウ科トケイソウ属の植物で、その実のことを称します。
日本には明治時代中期に導入され、その名前から「パッション=情熱」のフルーツと思われがちですが、実際は花の形がキリストの受難(パッション)に似ていることに由来しているという説があります。花が時計の文字盤を思わせることから和名では「果物時計草(くだものとけいそう)」と言います。国産の物はハウスなど早い物2月から収穫を始まり、6月から8月に最も多く出回っています。主な産地として鹿児島、沖縄を中心に東京の小笠原や千葉の館山など温暖な地域に作られています。
パッションフルーツは甘酸っぱく南国のフルーツらしいトロピカルな味わいで、マンゴーやパインとも異なり芳醇で華やかな香りになり、追熟させることで酸味が抜け甘さが増してきます。夏と冬の年に2回収穫を迎え、酸味が控えめで甘味が良く乗る夏果に比べ、冬果葉酸味が強いものになります。

パッションフルーツについて
1 パッションフルーツにはβ—カロテンが豊富に含まれ、100gあたり1100㎍となり、フルーツの中ではトップクラスの多さを誇ります。β—カロテンは体内でビタミンAに変換され、皮膚や粘膜の健康に保つ働きや、免疫力高めて風邪を予防する効果が期待できます。
2 パッションフルーツに含まれているカリウムは、体内の塩分濃度調整をし、余分な塩分を排出する働きがあるので、利尿効果やむくみ解消、高血圧症予防効果が期待できます。
3 パッションフルーツに含まれているビタミンCは、強い抗酸化作用があり、がんや脳卒中、心筋梗塞などの生活習慣病の予防する働きがあります。さらに、ハリのある肌へ導くコラーゲンの生成を促し、シミの原因となるメラニンの生成を抑えるなど美肌作りに欠かせない栄養素になります。
4 パッションフルーツに含まれているビタミンB6、葉酸は、アミノ酸の合成と代謝に大きな役割を持ち、脂質代謝や貧血、肌荒れ予防をサポートするビタミンB6と、同じビタミンB群の一つで胎児の健全な発育や、貧血、認知症の予防に不可欠な葉酸など、女性に欠かせない栄養素になります。

パッションフルーツの選び方
●大きな傷や割れ目などがない物を選びましょう
●全体にまんべんなく色付いていて、表面に艷がある物を選びましょう
●手に持って少しでも重みが感じる物を選びましょう
●パッションフルーツ特有な爽やかな甘酸っぱい香りがある物を選びましょう

パッションフルーツの保存方法
●表面にシワが無い状態のパッションフルーツは甘酸っぱくて美味しいですが、常温において追熟させるとフルーティーな香りが漂い酸味が和らぎます。
●すでに追熟させたものの保存は、密封袋に入れ、冷蔵庫の野菜室で保存しましょう

VOL811 ドラゴンフルーツについて

ドラゴンフルーツとは、サボテン科ヒモサボテン属のサンカクサボテン等の果実のことを称します。メキシコ又は中南米の熱帯雨林原産になります。
ドラゴンフルーツは、アボカド程度からそれ以上の大きさと形をしており、表面にサボテン科果実特有の葉のような緑色の突起物があり、果皮は光沢のある鮮やかな赤色、ピンク色の他黄色の物もあります。果肉は白色、赤色、もしくは黄色ゼリー状で、豊富な果汁を含んでおり、一面にゴマ粒のような黒い種子があります。種子は取り除かずに果肉ごとに食べられるため、キウイフルーツと似たような食感があります。ラゴンフルーツの旬の時期は、7月から11月いっぱいに店頭に並びます。
日本では一般的に味が薄いと誤解されているだが、それは日本で流通している殆ど輸入品の為、日持ちさせるために未熟果の段階で収穫され、収穫後のドラゴンフルーツは殆ど通塾して糖度が増えない果物なので、結果として味が薄いという感想を抱くことになります。東南アジアでは固定された品種できちんと樹上で完熟させる管理と施肥をすれば糖度が20度程度と甘くなるが、代わりに日持ちがしなくなる為、日本で目にする機会が殆どないです。
21世紀になって、日本においても沖縄県奄美群島や九州での農業栽培が行われ、栽培地周辺では糖度が高く、完熟に近い物も食べることができるようになりました。
 
ドラゴンフルーツについて
1 ドラゴンフルーツに含まれているカリウムは、100gあたり350㎎となり、体内の塩分を調節する働きがあり、摂りすぎたナトリウム(塩分)を排出してくれ、高血圧症予防、利尿作用によりむくみ軽減効果が期待できます。
2 ドラゴンフルーツに含まれているマグネシウムは、骨や歯を強くする栄養素でありながら、神経の興奮を抑え、血圧維持作用があります。
3 ドラゴンフルーツに含まれている食物繊維は、不溶性食物繊維が豊富の為、腸内環境を整えてくれるので腸の動きを活発にし、便通の改善効果が期待できます。さらに、老廃物を排出することによって、肌荒れ防止に効果が発揮してくれます。
4 ドラゴンフルーツに含まれている鉄分は、貧血予防効果が期待できます。
5 ドラゴンフルーツに含まれているビタミンCは、抗酸化作用があり、免疫力アップに役に立ちます。さらに、ビタミンCは、シミや雀斑の原因となるメラニンを抑える効果があり、皮膚にハリや潤いを与えてくれる為、美白や美肌を目指す女性に最適な栄養素になります。
6 ドラゴンフルーツに含まれているビタミンB群は、疲労回復や夏バテ防止に効果が期待できます。
7 赤い果肉のドラゴンフルーツに含まれているベタシアニンは、ポリエステルの一種であり、高い抗酸化作用があり、アンチェイジング効果が期待できます。

ドラゴンフルーツの選び方
●ずっしりと重い物を選びましょう
●果皮にハリがある物を選びましょう

ドラゴンフルーツの保存方法
●ドラゴンフルーツは追熟しないフルールなので、購入したらできるだけ早く食べてください
●保存は10℃前後が理想で、乾燥しないようにビニール袋に入れ、冷蔵庫の野菜室で保存するのがお勧め

VOL810 チェリモヤについて

チャリモヤとは、バンレイシ科の植物及びその果実を称します。原産地は南アメリカのペルーやエクアドルで、赤道直下が原産にも関わらず、寒冷及び暑熱に弱い性質があります。原産地ではさながら日本における柿のようなありふれた果実で、味は甘く柔らかい味わいで「森のアイスクリーム」とも言われています。食べごろが間違えると、早い場合青臭かったりし、遅すぎる中身が茶色く変色し、苦かったし
チェリモヤの果実としての美味しさから、世界各地に移植されて栽培が行われています。日本にも1980年代に導入され、1987年和歌山県が国内で最初の商品化に成功させました。ただし、暑さも寒さも弱く、受粉にも手間がかかる点から栽培が難しく、日本での栽培技術が確立されていないことから、初心者及び中級者には栽培がお勧めできない植物になります。

チェリモヤについて
1 チェリモヤに豊富に含まれているビタミンCは、100gあたり34㎎になり、老化やがんの原因とも言われている活性酸素を自らが酸化される事で身体を酸化から守る働きがあり、免疫力アップに役に立ち、感染症予防効果や生活習慣病の予防、肌トラブルの改善に効果が期待できます。
2 チェリモヤに多く含まれているカリウムは、100gあたり230㎎と、身体から余分なナトリウム(塩分)を排出する働きがあり、高血圧症予防効果が期待できます。
3 チェリモヤに含まれているビタミンB6は、100gあたり0.23㎎になり、皮膚や粘膜の健康を維持する作用や、脂質の代謝を助ける脂肪肝の蓄積を防ぐ働きがあります。
4 チェリモヤに含まれている葉酸は、100gあたり90㎍と、ビタミンB12と強調し造血作用に関与することから貧血予防効果や、動脈硬化の危険因子であるホモシステインという悪玉アミノ酸が増えるのを防ぐ働きがあります。さらに葉酸はDNAやアミノ酸の合成にも関与することから、特に細胞分裂が活発な子供や妊婦に必要なビタミンとされています。
5 チェリモヤに含まれている食物繊維は、100gあたり2.2gと、水溶性と不水溶性のバランスが良く、コレステロール調整作用、整腸作用が共に効果が期待できます。

チェリモヤの選び方
●ふっくらとした丸みの強い形をした物を選びましょう
●果皮の色が綺麗で艷のある物を選びましょう
●ちょうどいい熟し具合としては、甘い匂いがすること、触ったときにしっとりとした柔らかさが感じられる程度

チェリモヤの保存方法
●8℃以下で保存すると低温障害になり、30℃以上で保存すると追熟障害が起こる可能性がある為、置かれる場所もよく考えた方が良いようです。ちなみに、冷やして食べる場合も冷蔵庫に入れっぱなしにしないようにしましょう。
●未熟の場合、20℃前後の場所で、直接に風が当たらないように、新聞紙で包み追熟をさせて下さい。

*注意点*
中に入っている種子は、吐き気などを引き起こす可能性が指摘されている為、避けるか吐き出すかして、食べないようにしましょう